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  1. 大東市議会 2021-02-22
    令和 3年 3月定例月議会-02月22日-01号


    取得元: 大東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和 3年 3月定例月議会-02月22日-01号令和 3年 3月定例月議会          令和3年3月大東市議会定例月議会会議録 〇 議  事  日  程      令和3年2月22日(月)  午前9時57分開議  (第1日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 会議期間の決定及び休会日における本会議の開議について 日程第 3 議案第19号 大東市教育長の任命について 日程第 4 議案第20号 大東市教育委員会委員の任命について 日程第 5 議案第 3号 令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)について 日程第 6 議案第 4号 令和2年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第5次)について 日程第 7 議案第 5号 令和2年度大東市介護保険特別会計補正予算(第4次)について 日程第 8 議案第 6号 令和2年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4次)について 日程第 9 議案第 7号 令和2年度大東市2駅周辺整備事業特別会計補正予算(第1次)について 日程第10 議案第 8号 令和2年度大東市水道事業会計補正予算(第3次)について 日程第11 議案第 9号 令和2年度大東市下水道事業会計補正予算(第1次)について 日程第12 施政方針 日程第13 議案第21号 大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について 日程第14 議案第22号 大東市環境基本計画の変更について
    日程第15 議案第23号 大東市一般廃棄物処理基本計画の変更について 日程第16 議案第24号 大東市障害福祉計画の変更について 日程第17 議案第25号 大東市総合介護計画の変更について 日程第18 議案第26号 大東市水道ビジョンの変更について 日程第19 議案第27号 大東市基金条例の一部を改正する条例について 日程第20 議案第28号 大東市介護保険条例の一部を改正する条例について 日程第21 議案第29号 大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 日程第22 議案第30号 大東市営住宅条例の一部を改正する条例について 日程第23 議案第31号 大東市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について 日程第24 議案第10号 令和3年度大東市一般会計予算について 日程第25 議案第11号 令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算について 日程第26 議案第12号 令和3年度大東市交通災害共済事業特別会計予算について 日程第27 議案第13号 令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について 日程第28 議案第14号 令和3年度大東市介護保険特別会計予算について 日程第29 議案第15号 令和3年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について 日程第30 議案第16号 令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について 日程第31 議案第17号 令和3年度大東市水道事業会計予算について 日程第32 議案第18号 令和3年度大東市下水道事業会計予算について 日程第33 議会議案第 1号 大東市議会会議規則の一部を改正する規則について       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第33まで       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 出 席 議 員(17名)     1番 東   健太郎 議員   10番 小 南 市 雄 議員     2番 杉 本 美 雪 議員   11番 品 川 大 介 議員     3番 児 玉   亮 議員   12番 中 村 ゆう子 議員     4番 木 田 伸 幸 議員   13番 光 城 敏 雄 議員     5番 天 野 一 之 議員   14番 石 垣 直 紀 議員     6番 あらさき 美枝 議員   15番 水 落 康一郎 議員     7番 酒 井 一 樹 議員   16番 北 村 哲 夫 議員     8番 大 束 真 司 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        野 田 一 之   副市長        水 野 達 朗   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        田 中 祥 生   理事        中 村 康 成   危機管理監        北 本 賢 一   戦略企画部長        東   克 宏   政策推進部長        品 川 知 寛   総務部長        木 村 吉 男   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        田 中 正 司   福祉・子ども部総括次長        奥 野 佳 景   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        延 田 雅 明   上下水道局長        北 田 吉 彦   教育委員会学校教育部長        伊 東 敬 太   教育委員会学校教育部指導監        馬 場 弘 行   教育委員会生涯学習部長        大 石 達 也   選管・公平・監査事務局長        種 谷 崇 浩   総務部総務課長       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 議会事務局職員出席者        北 田 哲 也   事務局長        竹 中 愼太郎   事務局総括次長        植 杉 郁 朗   事務局参事補佐        北 野 鉄 郎   事務局上席主査       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前9時57分開議 ○大束真司 議長  ただいまから令和3年3月大東市議会定例月議会を開始いたします。  開始に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日、議員各位には時節柄何かと御多用の中、御出席を賜り、誠にありがとうございます。  日頃は、本市市勢の伸展と市民福祉向上のため御活躍をいただいておりますことに対し、深甚なる敬意を表する次第でございます。  さて、今定例月議会に付議されてます案件といたしましては、教育長及び教育委員会委員の任命、計画の変更、条例の一部改正、令和2年度各会計の補正予算並びに令和3年度一般会計等の予算などの重要諸議案が付議されておりますので、どうか慎重に御審議を重ねられますとともに、議事進行にも格別の御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、定例月議会開始の御挨拶とさせていただきます。  次に、市長より御挨拶をいただきます。東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)本日、ここに令和3年3月大東市議会定例月議会を開催されるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  新型コロナウイルスに加えまして、先日は東日本大震災を想起させる大きな地震が起こるなど、日々強い緊張感が続く中、議員各位におかれましては、ますます御健勝にて御活躍のこととお喜びを申し上げます。  このたび、本日御提案申し上げます議案は、令和3年度一般会計予算をはじめ、令和2年度各会計の補正予算、人事案件、計画の変更並びに条例の一部改正等でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願いを申し上げます。  さて、昨年5月に私は市長として3期目を迎えたわけでありますが、この1年は皆様とともに新型コロナウイルスと闘い続けた年であったと言えます。感染症対策や生活支援策、経済対策を行い、新しい生活様式にも対応する施策を実施してまいりました。  令和3年度当初予算におきましても、新型コロナウイルス感染症対策を筆頭に、市民お一人お一人の幸せが実現し、その幸せがまちの幸せへと昇華していくまちづくり、すなわち、「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」の理念を力強く推進する予算編成としております。  なお、令和3年度の私の施政運営に対する基本方針並びに主要施策につきましては、後ほど施政方針の中で申し上げさせていただきます。議員各位の御協力と御支援、賜りますようお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、開催に当たりましての御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○大束真司 議長  次に、議会運営委員会委員長から御報告願います。石垣議会運営委員会委員長。 ◆14番(石垣直紀議員) (登壇)過日、開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。  最初に、本定例月議会の会議期間は、本日から3月23日までの30日間といたします。  なお、2月28日の日曜日に本会議を開催し、施政方針に対する代表質問を行いますので、よろしくお願いいたします。  次に、議案第19号「大東市教育長の任命について」は即決とし、採決方法は投票採決といたします。  次に、議案第20号「大東市教育委員会委員の任命について」は即決とし、採決方法は起立採決といたします。  最後に、議会議案第1号「大東市議会会議規則の一部を改正する規則について」を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  以上、報告を終わります。 ○大束真司 議長  この際、申し上げます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、事務局長より諸般の報告をいたします。北田事務局長。 ◎北田哲也 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  最初に、議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は17人全員でございます。  次に、各種会議の報告でございますが、これはお手元に配付いたしております報告書により御了承いただきたいと思います。              報  告  事  項                         ┌1月特別議会以降のもの┐  各種会議報告等                └ R3.1.21~R3.2.21 ┘ ┌──────┬──────────────────────────────┐ │ 月  日 │         概          要         │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 1月22日│大東市の市庁舎建て替えに関する特別委員会   於 委員会室 │ │      │ 協議事項                         │
    │      │ (1)新庁舎整備基本構想(案)について          │ │      │ (2)追加調査について                  │ │      │ (3)その他                       │ │      │ 出席者 委員長 中河 昭  副委員長 水落康一郎     │ │      │     委 員 東健太郎、あらさき美枝、大束真司、    │ │      │         中村晴樹、光城敏雄、北村哲夫       │ │      │ 欠席者 委 員 石垣直紀                 │ │      ├──────────────────────────────┤ │      │特別協議会               於 本 会 議 場 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)府営住宅の第2次移管について            │ │      │ (2)大東市内店舗応援商品券事業の事実確認作業に係る中間報│ │      │    告について                     │ │      │ 出席者 議 長 大束真司  副議長 小南市雄       │ │      │     議 員 東健太郎、杉本美雪、児玉 亮、天野一之、 │ │      │         あらさき美枝、酒井一樹、中村晴樹、    │ │      │         品川大介、中村ゆう子、光城敏雄、     │ │      │         水落康一郎、北村哲夫           │ │      │ 欠席者 議 員 木田伸幸、石垣直紀、中河 昭       │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 1月28日│大東市民生委員推薦会          於 委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)民生委員・児童委員候補者(補充)の審査       │ │      │ 出席者 委 員 木田伸幸、光城敏雄            │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月 2日│議会運営委員会協議会          於 委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)令和3年3月定例月議会の日程等について       │ │      │ (2)日曜議会での代表質問について            │ │      │ (3)特別委員会の報告について              │ │      │ (4)通年議会にかかる令和3年開会議会(案)について   │ │      │ (5)その他                       │ │      │ 出席者 委員長 石垣直紀  副委員長 酒井一樹      │ │      │     委 員 東健太郎、天野一之、中村晴樹、品川大介、 │ │      │         北村哲夫                 │ │      │     議 長 大束真司  副議長 小南市雄       │ │      ├──────────────────────────────┤ │      │会派代表者会議            於  委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)理事者からの報告について              │ │      │ (2)議会議案について                  │ │      │ (3)令和3年度議会市民レポーターの会派推薦について   │ │      │ (4)その他                       │ │      │ 出席者 議 長 大束真司  副議長 小南市雄       │ │      │     会派代表者 酒井一樹、石垣直紀、品川大介、北村哲夫│ │      │           天野一之               │ │      ├──────────────────────────────┤ │      │合同委員会報告会            於 本 会 議 場 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)報告事項について                  │ │      │ (2)その他                       │ │      │ 出席者                          │ │      │  街づくり委員会                     │ │      │      委員長 中村晴樹  副委員長 光城敏雄     │ │      │      委 員 東健太郎、天野一之、酒井一樹、     │ │      │          中村ゆう子、石垣直紀、水落康一郎、   │ │      │          中河 昭                │ │      │  未来づくり委員会                    │ │      │      委員長 品川大介  副委員長 児玉 亮     │ │      │      委 員 杉本美雪、木田伸幸、あらさき美枝、   │ │      │          大束真司、小南市雄、北村哲夫      │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月 8日│障害のある人が安心・安全に生活できる大東市を        │ │      │目指す特別委員会            於 委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)大東市障害福祉計画(第6期)について        │ │      │ (2)障害福祉対策のさらなる強化を求める意見書(案)につい│ │      │    て                         │ │      │ (3)今後の特別委員会について              │ │      │ (4)その他                       │ │      │ 出席者 委員長 北村哲夫  副委員長 天野一之      │ │      │     委 員 杉本美雪、児玉 亮、木田伸幸、酒井一樹、 │ │      │         小南市雄、中村ゆう子、石垣直紀      │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月12日│会派代表者会議            於  委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)一般質問の質問方法について             │ │      │ (2)その他                       │ │      │ 出席者 議 長 大束真司  副議長 小南市雄       │ │      │     会派代表者 酒井一樹、石垣直紀、品川大介、北村哲夫│ │      │           天野一之               │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月15日│全議員議案説明会            於 委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │(1)令和3年3月定例月議会の議案について         │ │      │ 出席者 議 長 大束真司  副議長 小南市雄       │ │      │     議 員 東健太郎、杉本美雪、児玉 亮、木田伸幸、 │ │      │         天野一之、あらさき美枝、酒井一樹、    │ │      │         中村晴樹、品川大介、中村ゆう子、光城敏雄、│ │      │         石垣直紀、水落康一郎、北村哲夫、中河 昭 │ │      ├──────────────────────────────┤ │      │議会運営委員会             於 委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)令和3年3月定例月議会の運営について        │ │      │ (2)令和2年度大東市議会通年議会の閉会について     │ │      │ (3)通年議会にかかる令和3年4月開会議会(案)について │ │      │ (4)その他                       │ │      │ 出席者 委員長 石垣直紀  副委員長 酒井一樹      │ │      │     委 員 東健太郎、天野一之、中村晴樹、品川大介、 │ │      │         北村哲夫                 │
    │      │     議 長 大束真司  副議長 小南市雄       │ │      ├──────────────────────────────┤ │      │大東市の教育に関する特別委員会     於 委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)図書館運営の現状と今後の取組について        │ │      │ (2)その他                       │ │      │ 出席者 委員長 児玉 亮  副委員長 品川大介      │ │      │     委 員 東健太郎、杉本美雪、木田伸幸、天野一之、 │ │      │         小南市雄、中村ゆう子、中河 昭      │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月16日│大阪広域水道企業団議会         於  大阪市中央区 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)令和3年度企業団水道事業会計予算の件        │ │      │ (2)令和3年度企業団工業用水道事業会計予算の件     │ │      │ (3)その他                       │ │      │ 出席者 議 員 大束真司                 │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月17日│大東四條畷消防組合議会         於  大 東 市  │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)令和3年度組合一般会計予算について         │ │      │ (2)その他                       │ │      │ 出席者 議 員 児玉 亮、天野一之、大束真司、小南市雄、 │ │      │         水落康一郎                │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月19日│東大阪都市清掃施設組合議会       於 東 大 阪 市 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)令和3年度組合一般会計予算             │ │      │ (2)その他                       │ │      │ 出席者 議 員 酒井一樹、品川大介、中村ゆう子      │ └──────┴──────────────────────────────┘  以上、報告を終わります。 ○大束真司 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、中村晴樹議員、及び小南議員を指名いたします。  次に、日程第2、「会議期間の決定及び休会日における本会議の開議について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例月議会の会議期間は、本日から3月23日までの30日間とし、会議規則第10条第3項の規定により、2月28日の日曜日に本会議を開催いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって、本定例月議会の会議期間は、本日から3月23日までの30日間とし、2月28日の日曜日に本会議を開催することに決定いたしました。  この際、申し上げます。一般質問につきましては、明後日の24日午後5時までに質問の要旨を記載の上、議長まで通告をお願いいたします。  次に、報告第1号「大東市立保育所で発生した事故に係る専決処分の報告について」、報告第2号「訴えの提起に係る専決処分の報告について」、及び「出資法人経営状況報告書について」、以上3件について、市長より提出があり、既に配付しておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  次に、本定例月議会において、本日までに受理いたしました請願は、お手元に配付しております請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  暫時休憩いたします。      午前10時04分休憩       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時04分再開 ○大束真司 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第3、議案第19号「大東市教育長の任命について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○大束真司 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)議案第19号、大東市教育長の任命について、提案理由の御説明を申し上げます。  現教育長の水野達朗氏は、令和3年3月31日をもってその任期が満了いたしますが、再度任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、同意を求める次第でございます。  水野達朗氏は人格・識見ともに教育長として申し分ない方と信じております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○大束真司 議長  それでは、これより質疑に入ります。  光城議員。 ◆13番(光城敏雄議員) 質問させていただきます。まず、一応、教育長は3年に一度、改選されるということで、再び推薦されているわけですけども、前任者の方は非常に悪いことを行ったので百条委員会を経て、議会が一応、きつい言い方をすると辞めさせたという記憶が私にはあります。  新しくなっていただいた方は、大変御苦労されて、一応、いろんなことをされたと思います。まあ言えば、前回の教育長の後片づけをしたような、大変苦労されたかと思いますけど、どのような点でしんどい思い、それから一生懸命されたことがあるでしょうか。 ○大束真司 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  まず、前任の方の辞めた理由は、依願退職ということでございます。後任に任命されました現教育長につきましては、いろんな教育的な側面から、経験も豊富でもあられますし、教育委員としての経験も豊富であるということから、そのまま教育行政をしっかり担っていっていただいておるというふうに感じております。前任のいろんな問題については、しっかりと対応をされたと、その御苦労された点等については、私本人ではないので、なかなか申し上げにくい点ではございますが、しっかりと教育行政を引き続き担っていただいておるという印象でございます。 ○大束真司 議長  13番・光城敏雄議員。 ◆13番(光城敏雄議員) もう少し自信を持って答えてください。  私たちが教育長を選ぶのであって、前任の方をよくない点で起きたのは、私たちにも責任があると思います。ですから、今回の水野教育長が再び選ばれることも私たちの責任であると思っていますので質問しております。ですから、理事者の方々も、大いに自信を持って、3年間の経た努力をいっぱい述べていただきたいと思い、質問しております。もう少し、この3年間は何だったのかということを少しだけお話しください。 ○大束真司 議長  北田学校教育部長。 ◎北田吉彦 教育委員会学校教育部長  水野現教育長は残期間で1年間ということで、今年1年間、教育長の任に就いておられました。教育委員会の現場としては、細かいことになりますけども、新たに、朝に各部局のミーティングをし、教育委員会事務局内の風通しをよくされた。あと、水野教育長のお考えで、教育長室をいつも開けておられて、各職員が教育長にもいろんなお話ができるように、開かれた事務が遂行できるように御苦労されたと思っております。 ○大束真司 議長  13番・光城敏雄議員。 ◆13番(光城敏雄議員) 間もなく、この疫病も去ることでしょう。子供たちが勇気を持って、またたくさんの笑い声が聞こえる学校現場にしていただきたい、そういう思いが私にはあります。  今後、少しでも皆さん方の教育にかける熱意を少しだけでも述べてください。 ○大束真司 議長  すみません、教育長の任命ですよ。ちょっとおかしいんじゃないですか、質問が。ちょっと質問変えてくださいよ。  13番・光城敏雄議員。 ◆13番(光城敏雄議員) 理事者にも教育現場との兼ね合いがありまして、皆さん方から教育長を再び選ぶわけですから、どんな方かということについては、述べだしたら切りがありませんけど、少しだけ述べていただきたいと思いでありますので、理事者が、また市長が推すわけですから、この3年間は何だったのかということをですね、まあプラスの面で言っていただきたいと。そうすることによって、私たち議員が、私を含めて、皆さん方の同意を得られるんじゃないかというふうに思ってますが、こういうことについて答えはできませんか。 ○大束真司 議長  野田副市長。 ◎野田一之 副市長  水野教育長とは、私も何度も教育行政のことで議論をさせていただいております。その中で、特に、やはり大変お若い方でいらっしゃいますので、若い発想もいただきながら、現在の教育でどういったことが課題になっているかということを重々御理解いただいております。  教育に対する考え方、特に学力向上ということに非常に注力をされておられます。また、ICTの活用につきましても非常に見識を持っておられる方でいらっしゃいまして、こちらにつきましても、早急な施策を打っていただいているところでございます。  また、本来の地域教育につきましても、御自身が深い見地を持っておられまして、こういう事柄につきましても、大変造詣が深い。そういった意味で、大変貴重な人材であるというふうに我々認識しておりますので、ぜひとも、このたびも水野教育長の任命につきまして御理解、御承認賜りたいというふうに思っております。 ○大束真司 議長  ほかに発言はございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  質疑もないようでございます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第19号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議案第19号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。この採決は無記名投票をもって行います。  議場の閉鎖を命じます。      〔議場閉鎖〕  賛成・反対の記名をお願いいたします。漢字、平仮名どちらでも結構です。  ただいまの議長を除く出席議員数は16人でございます。  投票用紙を配付いたします。      〔投票用紙配付〕  投票用紙の配付漏れはございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めます。      〔投票箱点検〕  異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本件を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により、否といたします。  点呼を命じます。      〔事務局長、氏名を点呼、各議員投票〕
     投票漏れはありませんか。      〔「なし」の声起こる〕  投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      〔議場開鎖〕  開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に東議員及び中河議員を指名いたします。よって両議員の立会いをお願い申し上げます。      〔開  票〕  投票の結果を報告いたします。  投票総数16票、これは先ほどの議長を除く出席議員数に符合いたしております。  そのうち   賛成 16票   反対  0票  以上のとおり満票であります。  よって議案第19号は原案に同意することに決しました。  ただいま同意されました水野氏より挨拶を受けることといたします。  水野教育長。 ◎水野達朗 教育長  (登壇)このたび、教育長再任の御承認をいただきました水野達朗です。教育長に就任してからおよそ10か月、その間、議員各位には教育行政に関しまして、御理解、御協力を賜り誠にありがとうございました。  10か月前の就任時、新型コロナウイルス感染症に伴う未曽有の臨時休校、そして前代未聞の分散登校、そして各種生涯学習施設の閉鎖からスタートをし、子供たちの安全と安心をいかに守りながら、子供たちの学びをいかに止めないか。もう一つ言うと、つながりもいかに守っていくか、そこのところが問われた10か月間でございました。  そのような中、各校の工夫を最大限に尊重しながら、修学旅行や運動会等の実施など、例年とは違う形ではございましたが、子供たちへの成長の機会の創出に努めることができました。5月の就任時にもここでお話ししましたように、私たちは教育の創造的復興をテーマに掲げておりました。コロナ禍だから仕方がない、コロナ禍だからできることをしよう、変化をポジティブに捉えていこう、そしてコロナ禍の先の未来のために、今何ができるのか、教育政策の種をしっかりまいていこうと、そういう思いで進めてまいりました。  中でも、GIGAスクール構想の実現に向けての取組においては、整備と活用をシームレスに行えるように計画をし、結果として導入後すぐにタブレット端末を活用した授業づくり、そしてクラウドを活用した新しい形の課題提出、そして密を避けるためのオンラインによる集会や研修も進んでおります。  もちろん市教育委員会においても、教育委員会の臨時会や管理職会議、そして教員研修をオンラインで行うなど、スピード感を持って新たな試みが始まっております。  まちづくりは人づくり、人づくりは教育から始まる。これは東坂市長がよくおっしゃる言葉です。私もこの言葉には強く共感をしております。  では、教育はどこから始まるのでしょうか。私は、教育基本法にもあるように、家庭教育だと考えております。家庭が安心して子供の教育に向き合えるサポート及び啓発をすることで、地域教育との連携がさらに深まり、学校教育の諸課題にも連動していくことで課題解決に向けて大変効果的だと考えております。学力面におきましても、学力を育む家庭、学力を支える地域、学力を伸ばす学校、このようにいま一度教育の担い分けも検討してまいりたいと考えております。  そして、子供たちが朝起きて、今日は何が学べるんかなと、わくわくしながら学校に向かっていく。そして、学校以外の多様な教育機会も同時に整備していくことで大東市の子供たちみんなが笑顔で教育にアクセスできる、このような未来を想像しております。  結びになりますが、今後とも議員各位には教育行政への御理解、御協力をお願いいたしまして、教育長再任の御挨拶とさせていただきます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 ○大束真司 議長  次に、日程第4、議案第20号「大東市教育委員会委員の任命について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。理事者から提案理由の説明を求めます。  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)議案第20号、大東市教育委員会委員の任命につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、中野健一郎氏を任命いたしたく、ここに議会の同意を求める次第でございます。  中野健一郎氏は、人格・識見ともに教育委員会委員として申し分ない方と信じております。何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第20号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。  よって議案第20号については、委員会の付託を省略いたすことに決定いたしました。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第20号は原案に同意することに決しました。  ただいま同意されました中野健一郎氏より挨拶を受けることといたします。 ◎中野健一郎氏 (登壇)失礼します。中野健一郎でございます。ただいま議員の皆様の御承認を賜り、大東市教育委員会委員に御選任いただきました。身に余る光栄と深く感謝いたしますとともに、厚く御礼申し上げます。  未来を担う子供たちの学校教育から地域教育、家庭教育に至るまで、教育の持つ幅の広さと重要性に責任の重さを痛感しております。  さて、私は大東市に本社を置き、介護事業、保育事業を営んでいる経営者です。また、小学5年生、小学3年生、幼稚園年長の3児の父親でもあります。縁があり、泉小学校のPTA副会長として4年間務めさせていただいております。  子育てをしながらいつも考えることは、子供の未来です。もう少し踏み込んで言いますと、子供たちが大人になった未来の世の中です。社会がどのように進歩し、どのような技術やサービスが提供されるようになっているのか、その未来の中で生きていく力をどう身につけていってあげたらいいのか。そういったことを考えます。そのためには、家庭教育や学校教育の中で未来予想図を描き、そこへ向かうための準備と計画、教育が必要だと思います。子供のみならず、子供をサポートする大人たちも学び続け、成長することが明るい未来と豊かな社会をつくる源泉だと信じて職務に邁進してまいります。  今後、大東市の教育行政の一端を担えるように、勉学に努め、お役に立ちたいと考えておりますので、皆様の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  甚だ簡単ではございますが、御選任いただきましたお礼の言葉に代えさせていただきます。ありがとうございました。 ○大束真司 議長  次に、日程第5、議案第3号「令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)について」、日程第6、議案第4号「令和2年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第5次)について」、日程第7、議案第5号「令和2年度大東市介護保険特別会計補正予算(第4次)について」、日程第8、議案第6号「令和2年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4次)について」、日程第9、議案第7号「令和2年度大東市2駅周辺整備事業特別会計補正予算(第1次)について」、日程第10、議案第8号「令和2年度大東市水道事業会計補正予算(第3次)について」、及び日程第11、議案第9号「令和2年度大東市下水道事業会計補正予算(第1次)について」、以上7件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  最初に、議案第3号について、東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  (登壇)おはようございます。議案第3号、令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)について、提案理由及び提案内容を御説明申し上げます。  令和2年度大東市一般会計・特別会計補正予算書の1ページをお開きください。  初めに、歳入歳出予算の補正案につきまして御説明申し上げます。  本補正予算案では、歳入歳出それぞれ8億7,181万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ633億5,777万7,000円としております。  歳入予算から主な内容につきまして御説明いたします。2ページを御覧ください。  款1市税の補正額4億6,700万円の減額は、市民税、固定資産税、都市計画税に係る新型コロナウイルス感染症による徴収猶予の特例措置による減額などによるものでございます。  款8使用料及び手数料の補正額516万7,000円の減額は、公園使用料の減額などでございます。  款9国庫支出金の補正額3億6,677万2,000円の減額は、社会資本整備総合交付金の対象事業費の確定に伴う減額などでございます。  款10府支出金の補正額544万7,000円の減額は、主に障害者地域支援生活支援事業の補助金が確定による減額と、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業について、国庫支出金から府支出金へ予算を組み替えたことによる増額を合わせたものでございます。  款11財産収入の補正額1億2,555万円の増額は、市有地の売払収入などによるものでございます。  款12寄附金の補正額3億3,763万7,000円の減額は、ふるさと納税寄附金の決算見込みによる減額などによるものでございます。  款13繰入金の補正額1億2,999万8,000円の増額は、財政調整基金からの繰入れによるものなどでございます。  款14諸収入の補正額6,138万9,000円の増額は、雑入の増額などによるものでございます。  款15市債の補正額672万7,000円の減額は、主に市債充当事業の事業費の増減や新型コロナウイルスの影響による地方消費税交付金などの減収分を補填するために発行いたします減収補填債の増額を合わせたものでございます。  歳入につきましては、以上でございます。  次に、歳出予算の主な内容につきまして御説明申し上げます。  4ページを御覧ください。  款1議会費の補正額865万2,000円の減額は、議員報酬等の決算見込みによる減額などでございます。  款2総務費の補正額2,060万5,000円の増額は、主にふるさと振興基金積立金の増額と、ふるさと納税事務費の減額を合わせたものでございます。  款3民生費の補正額2億9,741万8,000円の減額は、地域密着型サービス整備事業や法人立保育所等整備費補助事業の減額などによるものでございます。  款4衛生費の補正額7,031万2,000円の減額は、東大阪都市清掃施設組合に対する一部事務組合負担金や上水道事業会計負担金の決算見込みによる減額などでございます。  款5農林費の補正額63万円の減額は、農業振興経費の決算見込みによる減額などでございます。  款6商工費の補正額365万1,000円の減額は、大東ビジネス創造センター事業の決算見込みによる減額などでございます。  款7土木費の補正額4億8,891万7,000円の減額は、野崎駅・四条畷駅周辺整備事業の決算見込みによる減額などでございます。  款8消防費の補正額4,111万9,000円の減額は、防災無線対策経費の決算見込みによる減額などでございます。  款9教育費の補正額8,189万2,000円の増額につきましては、主に中学校維持管理保険経費の増額とGIGAスクール推進事業の決算見込みによる減額を合わせたものでございます。  以上が歳出の主な内容でございます。  歳入歳出の詳細につきましては、12ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  次に8ページを御覧ください。  第2表繰越明許費でございます。繰越明許費は公民連携総合調整事業から中学校維持管理・保健経費までの14件でございます。新型コロナウイルス感染症拡大の影響による不測の事態が生じた影響などにより、委託料や工事請負費などを翌年度に繰り越すものでございます。  次に9ページを御覧ください。  第3表債務負担行為補正でございます。今年度末までに契約を行う必要のある翌年度以降の業務委託など、金額の変更に伴い計上をするものでございます。  次に10ページを御覧ください。  第4表地方債補正でございます。先ほど御説明をさせていただきました新型コロナウイルスの影響による地方消費税交付金などの減収分を補填するために発行する減収補填債の追加や、各事業の事業費や国庫支出金などの決定に伴い限度額を変更するものでございます。  以上が令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)案の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  次に議案第4号、議案第5号及び第6号について、奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  (登壇)おはようございます。初めに、議案第4号、令和2年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第5次)について提案理由を御説明申し上げます。  令和2年度特別会計補正予算書の67ページをお願いいたします。  本補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した世帯に対し減免を行ったことによる調定見込額及びそれに対する国庫補助金並びに保険基盤安定繰入金の確定等により、歳入予算を補正するものでございます。  次の68ページをお願いいたします。  款1国民健康保険税1億6,141万1,000円の減額は、国保税の減免により調定見込額が減少するものでございます。
     款4国庫支出金9,684万6,000円の増額並びに款6府支出金6,456万5,000円の増額は、新型コロナウイルスウイルス感染症の影響により、収入が減少した世帯に対する保険税減免に係る国及び大阪府からの財政支援でございます。  款8諸収入3,493万6,000円の増額は、財源調整によるものでございます。  款9繰入金3,493万6,000円の減額は、一般会計からの保険基盤安定繰入金の決算見込みにより減額するものでございます。  詳細につきましては、70ページ以降の事項別明細書に記載のとおりでございます。  以上が議案第4号、令和2年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第5次)の概要でございます。  次に、議案第5号、令和2年度大東市介護保険特別会計補正予算(第4次)について提案理由を御説明申し上げます。  補正予算書の75ページをお願いいたします。  本補正予算は、地域支援事業費の決算見込み、新型コロナウイルス感染症の影響により保険料減免に対する国庫支出金、保険者機能強化推進交付金の確定等によるもので、歳入歳出それぞれ2,980万5,000円を増額し、予算総額を102億7,363万9,000円とするものでございます。  それでは、歳入の主なものから御説明申し上げます。  次の76ページをお願いいたします。  款1介護保険料から款6繰入金までの合計額2,980万5,000円の増額は、地域支援事業費の決算見込みによる減額分、システム改修費確定に係る減額分及び保険者機能強化推進交付金等の確定による増額分等を合わせたものでございます。  次に、歳出の主なものについてでございます。  78ページをお願いいたします。  款6基金積立金3,482万5,000円の増額は、保険者機能強化推進等に係る国庫支出金の増額に伴い、基金への積立てを増額するものでございます。  款9地域支援事業費502万円の減額は、決算見込みによるものでございます。  詳細につきましては、80ページ以降の事項別明細書に記載のとおりでございます。  以上が議案第5号、令和2年度大東市介護保険特別会計補正予算(第4次)の概要でございます。  最後に、議案第6号、令和2年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4次)について、提案理由を御説明申し上げます。  補正予算書の93ページをお願いいたします。  本補正予算は、国からの補助金や一般会計からの繰入金、納付金の確定によるもので、歳入歳出それぞれ191万4,000円を減額し、予算総額を18億3,104万1,000円とするものでございます。  それでは、歳入から御説明いたします。  94ページお願いいたします。  款3国庫支出金580万8,000円の減額は、平成30年度の税制改正による住民税の基礎控除額等の見直しに係るシステム改修について補助金額の確定によるものでございます。  款4繰入金389万4,000円の増額は、さきのシステム改修費に要する費用の一部及び保険基盤安定繰入金の繰入額確定によるものでございます。  次に、歳出についてでございます。  96ページをお願いいたします。  款1総務費191万4,000円の減額は、保険基盤安定負担金の納付額決定によるものでございます。  以上が議案第6号、令和2年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4次)の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  次に、議案第7号について、今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)おはようございます。議案第7号、令和2年度大東市2駅周辺整備事業特別会計補正予算(第1次)につきまして御説明申し上げます。  本補正予算案は、今年度事業費の決算見込みによるもので、歳入歳出それぞれ5億5,043万7,000円を減額し、予算総額を1,983万4,000円とするものでございます。  それでは、令和2年度大東市特別会計補正予算書により、概要を御説明申し上げます。  まず、歳出からでございます。  110ページを御覧ください。  款1公共用地取得事業費5億4,968万円及び款2公債費75万7,000円は、四条畷駅周辺整備事業における土地購入費及び物件補償費の決算見込みによる減額でございます。  次に、歳入でございます。  108ページをお願いいたします。  款1繰入金、款2市債及び款3諸収入につきましては、歳出の公共用地取得事業費に対する繰入金及び市債の減額と諸収入の増額で、決算見込みによるものでございます。  次に、地方債補正でございます。  112ページをお願いします。  公共用地を取得する際の財源として発行を予定しております建設事業債につきまして、決算見込みにより限度額を変更するものでございます。  以上が令和2年度大東市2駅周辺整備事業特別会計補正予算(第1次)の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  最後に、議案第8号及び議案第9号について、延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)おはようございます。初めに、議案第8号、令和2年度大東市水道事業会計補正予算(第3次)につきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、決算見込み及び補助金交付額の確定によります収益的収入の補正でございます。  それでは水道事業会計補正予算書の1ページをお願いいたします。  第2条第1款第1項営業収益の補正額567万9,000円の減額は、水道料金の基本料金無料化に伴う決算見込みによる給水収益の減収で、第2項営業外収益の補正額3,259万9,000円の減額は、一般会計からの繰入れに係る補助金交付額の確定により補正するものでございます。  以上が令和2年度大東市水道事業会計補正予算(第3次)でございます。  続きまして、議案第9号、令和2年度大東市下水道事業会計補正予算(第1次)につきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、流域下水道建設事業及び企業債の増額によります資本的収入及び支出の補正でございます。  下水道事業会計補正予算書の1ページの中段を御覧ください。  支出におきまして、第3条第1款第1項建設改良費の補正額8,508万6,000円の増額は、国の追加補正の活用に伴う流域下水道建設事業によるもので、その上、収入におきましては第1款第1項企業債の補正額8,500万円の増額は、同事業に伴い補正するものでございます。  以上が令和2年度大東市下水道事業会計補正予算(第1次)でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第3号は所管の各常任委員会に、議案第4号、議案第5号及び議案第6号は未来づくり委員会に、議案第7号、議案第8号及び議案第9号は街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第12「施政方針」。  これより令和3年度の施政方針について、市長の所信表明を求めます。  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)令和3年3月定例月議会の開会にあたり、提案させていただきました諸議案の御審議に先立ちまして、令和3年度の市政運営の方針と施策の概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様、関係機関の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の脅威が今もなお続いており、世界中の多くの方々が苦しめられています。お亡くなりになられた方々の御冥福と、闘病中の皆様の一日も早い御回復を、心よりお祈り申し上げます。  また、感染リスクが伴う環境の下で、私たちの日常生活を支えてくださっている全ての方々と、感染予防対策に御協力いただいております皆様に改めて深く感謝を申し上げます。  新型コロナウイルス感染拡大の中において、本市では、「日常に近づける」、「日常を取り戻す」、「日常を発展させる」という3つのステップと7つのターゲットを定め、国や大阪府が実施する感染対策の隙間を埋める、基礎自治体ならではのきめ細かな感染症対策、生活支援対策、経済対策を実施し続けています。  昨年12月に予防接種法が改正され、全国民にワクチン接種を行うこととなりました。本市では、この喫緊の課題に迅速に対応するため、プロジェクトチームを創設し、現在総力を挙げて準備を進めています。一日でも早く安心して接種できる体制を整えるとともに、希望される方々全ての接種が早期に完了するよう、確実にこの取組を進め、市民の皆様の命と健康を守ってまいります。  未曽有の状況に直面し、苦しみ、迷い、戸惑う日々が続いていますが、苦しいときこそ、お互いを思いやり、一丸となって支え合い、皆でこの難局を乗り越え、一日も早くコロナに打ち勝つべく、今後も迅速かつ柔軟な対応を率先して講じてまいります。  また、コロナ禍は人々の意識・行動に変容をもたらし、技術を大きく進展させました。テレワークにより会社に行かずとも働ける、オンラインにより会場に行かずともイベントに参加できるなど、新しい生活様式が常態化しつつあります。  時代の転換点とも言える今、市長に就任して以来、掲げ、邁進してまいりました「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」を理念とした、新たな総合計画・総合戦略を取りまとめ、“幸せデザイン 大東”を策定することとし、今定例月議会で提案させていただいています。市民の皆様お一人お一人の幸せを追求していくことに焦点を当て、その幸せがまち全体の幸せへと広がっていく、そのようなまちをつくり続けてまいります。  昭和31年に「光は東方より」という言葉に飛躍的発展と明るい展望を託して市制を施行した本市は、本年市制施行65周年を迎えます。この節目となる年に、飯盛城跡を国史跡指定とするべく準備を進めています。約450年前に三好長慶公が様々な戦いを経てこの地を選び、困難な局面においても守り、治めたように、私もコロナ禍で混沌としている今、この難局に対し、果敢に挑戦し、日常を守り、さらには本市の最東端である飯盛山から日が昇り、大東のまちを照らすかのごとく、発展に向けた明るい光で、笑顔あふれる市民の皆様が暮らす大東のまちを照らすことができるよう努めてまいります。  これまで築き上げてきたことに誇りを持ちながらも、たゆみなく改善を重ね、日常の安全・安心、そして確かな幸せを築くその決意を胸に、力強い一歩を踏み出す1年とすることをお誓い申し上げ、令和3年度の主な取組につきまして御説明をいたします。  最初に、「危機管理の徹底」でございます。  自然災害や新型コロナウイルス感染症をはじめとする新たな脅威など、あらゆる有事を念頭に置いた対策が必要です。これまで本市が水と戦い、水を治め、水と親しんできた経験を生かし、多様な力を結集し、大東での暮らしをどこよりも安心できるものに日々尽力してまいります。  コロナ禍においても、災害はいつ発生するか分かりません。防災意識を高めるため、自らの命は自ら守るという自助の原点に立つとともに、複合災害への対応や日々進展するICTの活用を含めた地域防災計画の改定を行います。  また、避難時においても、市民の皆様の安全・安心を確かなものとする必要がございます。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、これまでとは異なる対応が必要となることから、指定避難所への防災用ワンタッチ間仕切りの導入を迅速に行ったところです。今後は災害時受援計画を策定し、円滑な応援要請と応援受入れ体制を整え、避難される方を万全の状態で迎え入れるべく対策を講じてまいります。  併せて、土砂災害特別警戒区域の各御家庭を最優先に、順次、戸別受信機を無償で貸与し、防災行政無線の避難情報などを確実にお伝えします。  避難生活の長期化に備える必要もございます。避難所である各学校の備蓄倉庫をより活用しやすいものとし、災害備蓄品などを計画的に備えるとともに、中学校の体育館に空調機を設置することで、酷暑や極寒の下でも不安なくお過ごしいただけるよう、避難所としての環境を整備します。  市内公共施設の安全性を確実なものとすることも重要です。  現在、維持管理に係る費用を抑えつつ、より効果的な改修を行っていくことを目的に、大東市小・中学校長寿命化計画を策定し、学校施設の機能の向上を図っているところです。  今後は、大東市公共施設等総合管理計画を改定し、施設やインフラの安全性を堅持しながら、快適に御利用いただける公共施設の運営を行ってまいります。  災害時に最も重要な防災拠点となるのが市役所でございます。大規模災害時においても、市民の皆様の安全・安心を守るとともに、ICT活用の積極的な推進により、利便性を高めることなどを庁舎整備の方針とする基本構想を現在策定しています。  引き続き、検討経過や事業の進捗について、市民の皆様に丁寧にお知らせしてまいります。  続いて、「エリアの価値を高める都市整備と都市空間の創出」でございます。  新型コロナウイルスの感染拡大とICT化の進展により、距離の概念や地勢的価値が変化し、自らのまちや近距離で楽しめる場所が改めて関心を集めています。身近な場所を魅力的な都市空間として磨き、発信力を強化することで、本市にお住まいの方はもちろん、近隣地域にお住まいの方、さらにはバーチャルにより、遠方の方々にも大東でしかできない体験や、大東にしかない空間を楽しんでいただけるよう、挑み続けてまいります。  この度、機構改革により教育委員会事務局生涯学習部の一部を市長部局と統合し、産業・文化部を創設いたします。このことにより、学術的な価値の創出と、資源の磨き上げや魅力発信、さらには地域経済の活性化の強みを掛け合わせた相乗効果を生み出してまいります。  近年、織田信長に先立つ天下人である三好長慶公と、安土城に先立つ本格的な石垣づくりの城であったに飯盛城は、その研究の進展から、本市がいち早く日本の中心となっていたことが明らかとなり、注目されているところです。この歴史ロマンを感じていただけるよう、飯盛城跡の保全・活用を図りながら、飯盛城フルCG化やスマートフォンで楽しむスポットARなどにより、広く対外的にPRしていくことを通し、市民の皆様とともに、大東を知り、大東を愛し、大東を誇りに思い、大阪府、日本、世界に、大東のすばらしさを伝えてまいります。  また、訪れる方が快適にお過ごしいただけるよう、環境に配慮したバイオトイレの設置や駐車場整備を行います。  国史跡指定の動きを好機とし、飯盛山につながる龍間地区においても、コミュニティ維持と地域活性化に向けた調査・研究を行います。  本市の玄関口とも言える住道駅周辺を含め、市内3駅周辺のエリア価値を高めていくことは、大東全体の印象を変えるものです。  住道駅周辺については、駅前デッキにおいて、大東ズンチャッチャ夜市やストリートピアノイベントなど、民間や有志の方々による様々な企画が広がっています。今後も引き続き、人々が集い楽しめる駅前デッキのさらなる活性化や、末広公園のこれまで以上の活用など、新たな魅力づくりについて研究してまいります。  平成25年から進めてまいりました野崎駅と四条畷駅の整備でございます。  野崎駅周辺については、昨年、駅舎の橋上化と一部自由通路の供用を開始しました。令和3年度には橋上化の完了を目指し、駅の自由通路の増設部の整備などを行います。  計画的に事業を進めている四条畷駅周辺については、駅東側のペデストリアンデッキなどの整備に着手いたします。  併せて、踏切事故の解消と分断された市街地の一体化などを目指し、JR・大阪府・四條畷市等と連携して研究を深め、鉄道高架化の可能性についての予備調査を実施してまいります。  来月には飯盛園第二住宅の建て替えを契機とした北条まちづくりプロジェクトによるまち開きを行います。引き続き、鎌池公園の親水護岸工事などを進め、広場の機能を向上させてまいります。  また、北条幼稚園と北条保育所を統合した認定こども園の令和4年度の開設を目指し、保育所の改修工事を進めるなど、今後も地域の資源を活用しながら、ひと・まち・歴史・自然が豊かに織り成すエリアとして、その価値を高めてまいります。  北条まちづくりプロジェクトをはじめとする公民連携手法の経験を生かし、検証と改善を加えながら、従来、公が担ってきた施策や事業の枠組み、スピード、規模などの上限を一気に押し上げ、飛躍させる市民サービスを展開してまいります。  魅力的な都市空間をつくるには、住まいとその周辺の環境を整えることも重要です。令和元年度に、都市・自然・歴史が共存し、訪れたい、住みたい、住み続けたいと感じるまちの景観を形成することを目的に、景観条例の制定と景観計画の策定を行いました。令和3年度は重点的に取り組む地区の指定を行い、地域の方々の御協力をいただきながら、景観保全を進めてまいります。  人々が集い、憩い、楽しむ場として日常的に利用する公園は、快適で心地よい空間や、魅力あふれる景観を有することが求められています。そのため、誰もが楽しめる特色ある公園へとリニューアルを図ってまいります。  併せて、より一層良好な住環境の整備を推進し、一人一人が安心して暮らせるまちづくりを進められるよう、住宅マスタープランの改定を行います。  公営住宅の建て替えや更新は、周辺の道路を含め、住環境の見直しを図る好機です。現在、老朽化が進んでいる市営深野園住宅の建て替えについて検討を進めているところであり、お住まいの方々や地域の皆様の御意見を拝聴しながら、建て替えに向けた対応を講じてまいります。
     府営住宅については、平成30年度から、順次移管を進めており、大阪府から移管された大東深野住宅は、一部住戸を社宅として活用するなど、公営住宅の新たな在り方を研究し続けているところです。  今定例月議会におきまして、北新町、南郷、寺川の各住宅の移管に向けた条例改正を提案しています。移管を受けることで、お住まいの方々に分かりやすく、より身近なサービスの提供を図るとともに、3つの住宅の立地特性を生かし、地域ニーズに応じたまちづくりを展開してまいります。  次に、「健康寿命の延伸」についてでございます。  本市には、約40年にわたる地域リハビリテーションの素地がございます。こうした環境を背景に、一昨年、東京パラリンピック大会に出場するコロンビア共和国のホストタウンに登録され、コロンビア共和国男子車椅子バスケットボール代表チームの選手とオンライン交流事業を行っています。  これを契機とし、全世代の健康づくり、スポーツに対する意識を一層高めてまいります。併せて、障害のある・なしや、互いの文化、価値観の違いを個性と認識し、多様性を認め合い、誰もが個性と能力を遺憾なく発揮できる、誰もが住みやすい「心のバリアフリー」のまちづくりを引き続き推進してまいります。この考え方は、誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を理念とするSDGsにつながるとともに、本市が推進している人権尊重のまちづくりにも通じるものです。  人生100年時代と言われる今、誰もが生きがいや楽しみを見つけられるよう、健康寿命の延伸にも取り組んでまいります。  年齢にかかわらず、身体状況や生活状況に応じて活躍できる場や交流できる場を創出し、様々な形で誰もが社会に参画できる機会を充実させてまいります。  長寿社会においては、国や大阪府と常に情報を共有し、連携しながら、関係機関が一丸となり、安心して介護を受けられる体制づくりを進めていくことが重要です。就労的活動支援コーディネーターによる人材確保対策の実施や、地域包括支援センターの相談・支援体制の強化により、介護が必要な方や、その御家族の不安の軽減を図ります。  ひきこもりの高齢化が社会問題となっていることから、生活苦に陥らないよう、また自立へつなげられるよう、中高年の方への相談・訪問支援や居場所づくりなど、生活困窮者自立支援を充実いたします。  続いて、「確かな学力の向上と教育環境の充実」についてでございます。  私は市長就任以来、「まちづくりは人づくりであり、人づくりは教育から始まる」という信念を基に、教育行政を進めています。  現在、教育委員会と連携しながら、大東市教育大綱の改定に取り組んでおり、大詰めを迎えています。  大東市ならではの彩り豊かな教育機会の創出によって、学びの個別最適化を図り、誰一人取り残すことなく、一人一人の学ぶ意欲を喚起したいと考えています。  大東市教育大綱では、引き続き、学力の向上に取り組んでまいります。  私は、学校教育の根幹は、魅力あふれる教職員による質の高い授業にあると考えています。教職員の指導力の一層の強化を図るため、授業改善に向けた研究体制を充実させてまいります。  昨年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、GIGAスクール構想が早期に実現することとなりました。GIGAスクール構想とは、これまでの教育実践の蓄積と最先端のICTのベストミックスにより、児童・生徒の資質・能力を一層確実に育成する教育環境を充実させるものであり、本市におきましても4月からの本格的な活用開始を目指し、順次端末の導入を進めているところです。  Society5.0時代を生きる子供たちにとって、ICTの積極的な活用は教育の可能性をさらに広げるものです。GIGAスクール構想の実現によるICT教育の推進に加え、ICTを活用した本市独自の多様なメニューを備えた新たな学びの選択肢についても研究を深めてまいります。  児童・生徒が関わる社会は、学校と家庭のみにとどまりません。これまで以上に地域の皆様に信頼される学校づくりを実現するため、コミュニティスクールを導入し、地域と学校との連携を強化してまいります。  これまで先進的に取り組んできた家庭教育支援については、学校と家庭、地域の皆様の連携・協働をさらに強め、保護者が気軽に集える場所の提供など、親子の育ちを応援します。さらに、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等とも協力し、まち全体で徹底的家庭応援の体制を整え、将来の大東市を担う子供たちを守り、育んでまいります。  これらの取組を着実に推進するため、教育委員会事務局においては、4月より大きく組織を改編し、実行体制を強化します。さらなる教育環境の充実を目指し、今後も教育委員会と力を合わせてまいります。  次に、「出産や子育ての安心と魅力の創出」についてでございます。  我が国における少子化の進行と相まって、本市においても出生数は減少傾向にあります。このことは、現在、そして未来に大きな影響を与えるものであり、深く憂慮しています。  本市では、これまで子育て世代の流入・定住促進の施策を積極的に講じてまいりましたが、これに加え、今後は、出産の希望の実現についても、個々の価値観に寄り添い、支援してまいります。  出産・子育ての希望の実現や流入・定住の促進に向けては、性別による家庭での役割分担意識の払拭、誰もが仕事と家庭を両立できる働きやすい環境づくり、子育てに対する経済的負担への不安の軽減、地域全体で子供を守り育てる風土醸成など、行政、個々人、御家庭、企業、地域など、社会全体で出産や子育てに安心と魅力を感じていただけるような環境づくりに取り組んでいかなければなりません。  出産や子育てには、大きな喜びを感じる一方で、不安も伴うものです。妊娠から18歳までの切れ目のない支援を行う拠点である「ネウボランドだいとう」では、保健医療を含む福祉と教育の分野の連携をより強化し、相談や支援体制の充実を図ります。  見守り、見守られる安心の暮らしの実現を目指した三世代家族推進事業については、要件を見直し、より市外からの子育て世帯の転入を促す制度といたします。さらに、市外に暮らす子育て世代の方々が本市の空き家を購入し、リフォームする際の支援として、空き家リフォーム制度を創設します。  近年、増加傾向にある児童虐待については、家庭児童相談業務システムを構築し、本市と教育委員会、児童相談所、国との連携を強化してまいります。  出産や子育ての希望を実現するには、「仕事か子育てか」ではなく、「仕事も子育ても」当たり前に両立できる社会にしなければなりません。保育ニーズの地域偏在を解消するため、住道駅近くに送迎保育ステーションを設置したことや、民間保育園に定員を増員していただいたことなどにより、平成30年度以降、4月1日時点での待機児童ゼロを維持しています。  今後はコロナ禍で一層多様化した働き方を踏まえ、民間事業者の協力を仰ぎながら、テレワークの導入や、コワーキングスペースの設置など、個人のライフスタイルに応じた、仕事と子育てが両立できる環境を構築してまいります。  「子育てするなら、大都市よりも大東市。」のブランドメッセージの下、大東市に住めば、妊娠前から子供が巣立っていくまで、様々な方とつながりができ、地域で安心して充実した子育てを行うことができると言っていただけるような取組に、今後も挑戦してまいります。  続いて、「チャレンジする人と産業の後押し」についてでございます。  新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けている1つが民間企業等であり、これまでも持続化給付金をはじめ、国や大阪府、そして本市も様々な対策を講じてきたところでございます。今後も継続して、市内経済の円滑な循環と活性化に資する対策を講じてまいります。  本市の強みの1つは、ものづくり産業の集積です。今後はそのポテンシャルを生かしながらも、コロナ禍やICT化の進展など、社会情勢や時代の変化に対応し得る柔軟性と強靭性を備えた産業基盤の構築を図るべく、既存の考え方に捉われない新技術へのチャレンジ支援や、非製造業も含めた産業誘致を通じ、ものづくり産業とそれ以外の産業が、重層的かつ相乗的に地域経済を支えるまちを築いてまいりたいと考えています。  まずは、テレワークやオンライン会議の導入など、ICTの活用を支援する市内企業デジタルトランスフォーメーション推進事業に取り組みます。この取組は、働く意欲を持つ子育て世代の多様な就労の環境づくりや支援にもつながるものと考えています。  企業が柔軟性や強靭性を備えるために必要なことは、ICT化だけではありません。やはり、人あってこその企業です。本市では、小学生から中学・高校・大学生と、途切れることなく市内企業に触れることができる機会や、企業の従業員が大阪産業大学の授業を受け、業務に生かすことのできる機会の提供など、産学官で連携した取組を行っています。  今後は、個々の企業が培ってきたノウハウや、人材、設備機能などを持ち寄り、融合させる大東版ブロックチェーンの仕組みをつくっていくことが大切だと考えています。商工会議所や大学が持つポテンシャルを生かし、複数の企業が互いに補完したり、新たな発想を加えたりしながら、個々の企業では成し得なかったことに、結集力を持って対応できるよう挑戦してまいります。  最後に、これら6つの重点分野を下支えする「行政サービス改革」についてでございます。  まちの活性化に民間の活動は欠かせません。多様化する市民ニーズに対応するには、本市に関わる全ての方が、それぞれの垣根を越え、協力して進まねばなりません。この公民連携により、公の担う範囲を超えた質の高いサービスを市民の皆様に提供することや、地域内で経済を循環させ、新たな雇用や事業を生み出すことが可能となります。  本市では以前から、公民連携ロングリストや民間提案制度などにより、市の有する資源を民間の皆様の自由な発想で自立的に活用していただいています。これまでの取組によって、着実に根づいてきた公民連携の土台は、このコロナ禍においても、その力を大いに発揮するところとなり、民間の皆様からのアイデアや技術力を生かした御提案を、様々な対策につなげることができました。  今後も、民間の力を市民サービスに生かすとともに、民間の皆様の活動においては、行政はそれを妨げることなく、状況を把握し、支援し、推進させてまいります。このことにより、民間の力が存分に発揮され、民間と行政が協奏曲を奏でるかのごとく、互いに連携・協調しながら、力強い大東市を築いてまいります。  また、国においては、デジタル庁の発足が決まり、国と自治体のシステムの統一などが打ち出されています。本市においても、マイナンバーカードの普及促進や、行政手続のオンライン化に早急に対応し、デジタル化を強力に推進する必要がございます。  国のデジタル専門人材派遣制度を活用し、本市行政運営の総合的なデジタル化を進めるほか、令和元年度から導入したRPAを拡充するなど、さらなる業務効率化を図り、ICTでは処理できない分野に職員を配置することで、市民サービスの向上につなげてまいります。また、併せて、本庁舎をはじめとした市内公共施設のWi─Fi環境とそれに伴う端末の整備を早急に行い、ICT化に対応した環境を整えてまいります。  少子高齢化の進展に加え、老朽化したインフラの更新や新型コロナウイルス感染症の影響により、財政状況がより厳しくなっています。将来の財政状況を見据え、施策の優先順位を明確に定めた上で、ふるさと振興基金などを効果的に活用しながら、新しい事業に積極的に取りかかる一方で、既存の事業については不断の見直しを行い、歳入の増加と徹底した歳出の削減に取り組んでまいります。  日常生活を奪った新型コロナウイルスの発生・蔓延から約1年が経過しました。この状況の中で皆様も様々なことをお感じになられたと思います。  私はまず、日常の大切さを痛感いたしました。これまで意識していなかった日常や平凡、無事といったことが、とても大切で、全力で守らねばならないものであるということに、改めて心の底から気づかされました。外出自粛により、帰省して家族と同じ空間で過ごすことはかなわず、入院生活を送る家族や友人の顔を見ることもかなわず、一生に一度の出産に立ち会うことがかなわなかった方も多くいらっしゃったことと思います。  当たり前だと思われていた日常は、決して当たり前ではありませんでした。今まで当たり前のように過ごしてきた空間や、人との語らいがいかに特別で、貴重で、大事なものであるかということをこれまで以上に、深く、強く、心に刻んだ次第です。  また、現実と仮想に隔たりがなくなり、新たな価値観や選択肢ができたのではないかとも感じました。オンラインで気軽に遠方の友人と会うことや、インターネットで買物をする機会が増えました。その一方、直接会ってコミュニケーションを取ることの大切さにも気づきました。  コロナ禍で学び得たこの「気づき」を糧とし、社会全体で巻き起こるパラダイムシフトをしっかりと見極め、新たな価値を創出させつつも、多様化する選択肢の中から必要な情報を選び取り、それを自らの価値観に応じて掛け合わせ、それぞれの幸せをつくっていくことが大切であり、その一つ一つの積み重ねが、一人ひとりの幸せにつながっていくものと考えています。  そのような中でも、出産や子育ては幸せそのものであるべきです。  仕事、趣味などを極めようと努力することに幸せを感じる方もいれば、新しいことへの挑戦に幸せを感じる方もいるでしょう。  飾ることなく、自分らしくいられることに幸せを感じる方もいれば、誰かとつながっている喜びと安心に幸せを感じる方もいるかもしれません。  私は市民の皆様の様々な幸せを全力で支え、応援する決意です。  幸せを応援するイベントとして、冬に開催しているスマイルミネーションは、私が市民の皆様の「幸せ」と「笑顔」の輪が生まれることを願い実施しているものであり、その中でもスマイルウェディングでは、結婚される方や御親族の方はもとより、立ち会われた方、訪れた方、偶然通りかかった方の誰もが幸せで満たされる、そのような幸せの連鎖の広がりを目指しています。  お一人おひとりの「幸せ」が、家族や友人や地域の人たちに、家族や友人や地域の人たちの「幸せ」が大東のまちに、大東のまちの幸せがお一人おひとりの「幸せ」に、この幸せの連鎖とその広がりこそが“幸せデザイン 大東”です。  まずは、コロナ禍の今をしっかり見据え、市民の皆様の幸せの実現に向け、“幸せデザイン 大東”を推進し、一歩一歩着実に力強く、地道に地道に歩んでいく1年としてまいる所存です。  最後に、市議会議員の皆様、市民の皆様、関係機関の皆様のより一層の御支援、御協力をお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。 ○大束真司 議長  この際申し上げます。施政方針に対する代表質問は、来る2月28日の日曜日に行いますので、代表質問を行う方は、本日午後5時までに質問の要旨を記載の上、議長まで通告をお願いいたします。  次に、日程第13、議案第21号「大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。北本戦略企画部長。 ◎北本賢一 戦略企画部長  (登壇)議案第21号、大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について、提案理由及び提案内容を説明申し上げます。  「令和3年3月定例月議会議案別冊の大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について」をお開きください。  本案は、現行の第4次大東市総合計画と大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略をそれぞれ第5次大東市総合計画と第2期大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略に変更することにつきまして、大東市議会の議決すべき事件を定める条例第2条の規定に基づき提案するものでございます。  新しい総合計画と総合戦略は、まちづくりの理念から重点的に取り組む施策に至るまでを一体的に策定し、通称として「幸せデザイン 大東」と表現した計画としております。  とりわけ総合計画におきましては、安心・信頼がさらに強固な土台として築かれ、その上に希望・喜びが実感できるまちを目指すことを、「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」として掲げ、大東に対する満足度の向上などの基本目標や、一人一人の幸せの実現を政策方針として定めたものとしております。  また、総合戦略におきましては、総合計画のまちづくりの展開方針に基づき、重点的に取り組む分野として、「危機管理の徹底」、「エリアの価値を高める都市整備と都市空間の創出」、「健康寿命の延伸」、「確かな学力の向上と教育環境の充実」、「出産や子育ての安心と魅力の創出」、「チャレンジする人と産業の後押し」、そして「行政サービス改革の推進」を掲げ、併せて内部・外部双方からの検証を行うとともに、健全な財政運営を前提とした予算配分や必要に応じた計画の改定などを定めたものにしております。  なお、計画期間につきましては、総合計画が令和3年度から12年度までの10年間、総合戦略が令和3年度から7年度までの5年間として定めております。  以上、何とぞ御審議の上、御議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第21号は、街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第14、議案第22号「大東市環境基本計画の変更について」及び日程第15、議案第23号「大東市一般廃棄物処理基本計画の変更について」以上2件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。木村市民生活部長。 ◎木村吉男 市民生活部長  (登壇)議案第22号、大東市環境基本計画の変更について提案理由を御説明申し上げます。  議案書別冊の「大東市環境基本計画の変更について」を御覧ください。  第2期大東市環境基本計画は、環境基本法第15条及び大東市環境基本条例第9条の規定に基づき策定する計画であり、その期間は平成28年度から令和7年度までの10年間としておりますが、策定から5年を迎え、社会情勢等の変化を踏まえ、良好な環境の保全・創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、中間見直しを行うに当たり、大東市議会の議決するべき事件を定める条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものです。  次に、議案第23号、大東市一般廃棄物処理基本計画の変更について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書別冊の「大東市一般廃棄物処理基本計画の変更について」を御覧ください。  大東市一般廃棄物処理基本計画は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条第1項の規定に基づき策定する計画であり、平成23年3月に策定した現在の第4期大東市一般廃棄物処理基本計画が令和2年度に最終年度を迎えることから、社会情勢等の変化を踏まえ、ごみの発生抑制・再使用及び再生利用の促進を図るとともに、脱炭素社会や自然共生社会にも資する循環型社会の構築を目指すことを目的に、計画の見直しを行うに当たり、大東市議会の議決するべき事件を定める条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第22号及び議案第23号は、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第16、議案第24号「大東市障害福祉計画の変更について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。田中福祉・子ども部総括次長。 ◎田中正司 福祉・子ども部総括次長  (登壇)議案第24号、大東市障害福祉計画の変更につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の別冊でございます議案第24号資料の概要版を御参照ください。  本案は、大東市障害福祉計画第5期の計画期間が令和2年3月末をもって完了することから、計画の進捗状況や国の制度改革、障害のある人のニーズ、障害福祉サービス事業所の抱える課題等を踏まえ、新たな目標を設定するため、第6期計画の策定を行うものでございます。  それでは概要版の表紙をおめくりいただき、1ページ目の下段を御覧ください。  本障害福祉計画は、国・大阪府が示す基本指針に即しつつ、大東市総合計画を上位計画といたしまして、令和3年度から令和5年度までの3年間における取組を記載しております。  2ページ目を御覧ください。基本理念としまして、本障害福祉計画とは別に計画期間を10年間とする第4次大東市障害者長期計画の基本理念である障害の有無にかかわらず、一人一人の人格と個性を尊重し、全ての人が共に支え合い、共に生きる社会を計画の目指す姿としております。  下段には国及び大阪府の指針を踏まえ、9つの基本視点を記載しており、基本理念を実現するため、サービス基盤の整備に取り組んでまいります。  3ページ、4ページに移っていただきまして、ここでは主な事業計画を記載しております。①、②では、障害者が地域で暮らし続けられるよう、住まいの場の確保や、入所施設から地域生活への移行に向けての数値目標、そして生活していくための就労に向けた数値目標を示しております。  また、③、④では、障害児支援の提供体制の整備と相談支援体制の充実や障害福祉サービス等の質の向上について取り組むべき目標を設定しております。  なお、次の5ページ以降は、3年間における各サービス種別の見込み量を設定したものであり、これらを目標に総合的に取り組むことで障害者施策の推進により、誰もが住みよいまちを実現してまいります。  以上が大東市障害福祉計画変更の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
    ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第24号は、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第17、議案第25号「大東市総合介護計画の変更ついて」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  (登壇)議案第25号、大東市総合介護計画の変更について御説明申し上げます。  議案書別冊の「大東市総合介護計画の変更について」及び議案第25号資料を御覧ください。  本計画は老人福祉法の規定による老人福祉計画と、介護保険法の規定による介護保険事業計画、高齢者の医療の確保に関する法律及び健康増進法に関する高齢者保健事業を含めた高齢者福祉の総合計画として一体的に策定するものでございます。  現在の計画が令和2年度末で計画期間が満了することから、計画を変更するものです。このたびの計画変更では、団塊の世代が75歳以上となる令和7年、さらには団塊ジュニア世代が65歳以上となる令和22年を見据え、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、高齢者福祉に関わるサービスを一体的に提供していく地域包括ケアシステムの強化、介護予防、健康づくりの推進、認知症施策の充実、安定的な介護保険事業の実施等、本市の高齢者に関する施策の総合的かつ計画的な推進と介護保険制度の円滑かつ持続可能な運営を図るための変更でございます。  なお、計画期間は令和3年度から令和5年度までの3年間でございます。  以上が議案第25号、大東市総合介護計画の変更についての概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第25号は、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第18、議案第26号「大東市水道ビジョンの変更について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)議案第26号、大東市水道ビジョンの変更につきまして提案理由を御説明申し上げます。  議案書の別冊にございます大東市水道ビジョンの変更について、議案第26号資料の概要版、左上段記載の「策定の趣旨」の欄を御覧ください。  平成22年度に策定した現行の大東市水道ビジョンが令和2年度に計画期間の終了を迎え、水道事業を取り巻く環境は大きく変化しています。人口や給水量の減少、施設の老朽化が進行し、更新時期を迎える施設の増加、地震災害への備えなど、今後ますます厳しくなると想定される事業環境下で、安定した給水を維持していくため、旧ビジョンを全面的に見直しをしたものが今回の変更でございます。  その下、本ビジョンの位置づけとしましては、厚生労働省が定める新水道ビジョン、本市総合計画及び大阪府の水道整備基本構想を上位計画とし、本市水道事業経営戦略などとの整合を図るものといたします。  また、計画期間は令和3年度から12年度までの10年間とし、おおむね5年程度で本市水道事業経営戦略などとの整合を図りながら見直しを実施いたします。  次に、右上段記載の将来の事業環境として、給水人口及び水需要の減少と施設の更新需要の増大を見込みながら、その下、水道ビジョンの基本理念としていつまでも続く幸せのまちを支える水道、基本方針として安全・強靱・持続の3つの観点から、安全でおいしい水の供給、いつでもどこでも安定した給水の確保、適正な維持管理と経営基盤の強化に基づき、2枚目に記載の諸課題において、水道施設の災害対策においては水道施設の耐震化、応急給水・応急復旧については体制の見直し、水道施設の更新においては水道施設のダウンサイジング及び方針、その他効率的な施設の維持管理、健全な経営の維持などを目標に各実現方策を実施していくこととしております。  以上が大東市水道ビジョンの変更についての概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御意見賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第26号は、街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第19、議案第27号「大東市基金条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。木村市民生活部長。 ◎木村吉男 市民生活部長  (登壇)議案第27号、大東市基金条例の一部を改正する条例について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の5ページを御覧ください。大東市安全で安心なまちづくり基金につきましては、平成23年度に設置し、自治会所有の防犯灯のLED化を促進するため、新設及び老朽化した防犯灯のLED化を図ることを目的として活用してきましたが、平成29年度末で基金残高がゼロとなっていることから、今回廃止をするものです。  なお、平成29年度以降は毎年度予算を確保した上で補助金要綱に基づき、防犯灯のLED化だけではなく、防犯カメラの設置補助も行っているところです。また、今後はふるさと振興基金の中に安全で安心なまちづくり事業という項目を追加し、その寄附金を安全で安心なまちづくり事業に活用していくこととしております。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第27号は、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第20、議案第28号「大東市介護保険条例の一部を改正する条例について」及び日程第21、議案第29号「大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」以上2件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  (登壇)初めに、議案第28号、大東市介護保険条例の一部を改正する条例について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の7ページをお開きください。  本案は、大東市総合介護計画により、第7期介護保険料が令和2年度までとなっていることから、令和3年度から令和5年度までの第8期介護保険料等を改正しようとするものでございます。  主な改正内容は2点ございます。1点目は、介護保険法第117条の規定により、3年を1期とする介護保険事業計画を定め、第1号被保険者の保険料率の算定に関する基準を改正するものでございます。そのことにより、第8期の介護保険料の基準額を第7期の年額7万6,560円から7万7,040円とし、各段階の介護保険料を改定するものでございます。  2点目は、大東市総合介護計画運営協議会の構成委員について、福祉関係者に参画していただく必要があることから、地域における福祉関係団体に属する者を新たに追加するものでございます。  なお、この条例の一部改正は令和3年4月1日から施行することとしております。  以上が議案第28号、大東市介護保険条例の一部を改正する条例の概要でございます。  次に、議案第29号、大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について提案理由を御説明申し上げます。  議案書の10ページをお願いいたします。  本案は、国民健康保険税の賦課限度額や税率等の改正、平成30年度税制改正による住民税の基礎控除額等の見直しに関し、国民健康保険税の減額基準を改正するものでございます。  まず、賦課限度額につきましては、国基準に準じ、93万円から99万円へ6万円の引上げをお願いするものでございます。  次に、税率等につきましては、給付費水準に応じた税率とするものでございます。  次に、減額基準の改正につきましては、個人所得課税の見直しが国保税の軽減判定で不利益変更につながらないよう、所要の改正を行い、見直し前と同水準で軽減判定が行えるようにするものでございます。  なお、この条例の一部改正は令和3年4月1日から施行することとしております。  以上が議案第29号、大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の概要でございます。  何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第28号及び議案第29号については、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第22、議案第30号「大東市営住宅条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)議案第30号、大東市営住宅条例の一部を改正する条例について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の14ページから16ページを御覧ください。  今回御提案いたします改正案は令和4年4月の大阪府営住宅の第2期移管に向け、大阪府営大東寺川住宅、大東北新町住宅及び大東南郷住宅を市営住宅として設置すること並びに市営住宅等及び共同施設の管理について指定管理制度を導入することに伴い、所要の改正を行うものでございます。  何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第30号は、街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第23、議案第31号「大東市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。北田学校教育部長。 ◎北田吉彦 教育委員会学校教育部長  (登壇)議案第31号、大東市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書17ページをお開きください。  本案は、令和3年度より学校運営協議会制度、いわゆるコミュニティスクールの導入に向け、構成メンバーである学校運営協議会委員の報酬の額について規定する必要があるため、改正をお願いするものでございます。  改正内容につきましては、学校運営協議会委員が市の特別職非常勤職員として任用することから、同条例の別表2に同委員の報酬規定を追加するため、所要の改正を行うものでございます。  報酬の額につきましては、日額として1,500円としております。施行日については令和3年4月1日からとしております。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第31号は、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第24、議案第10号「令和3年度大東市一般会計予算について」、日程第25、議案第11号「令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算について」、日程第26、議案第12号「令和3年度大東市交通災害共済事業特別会計予算について」、日程第27、議案第13号「令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について」、日程第28、議案第14号「令和3年度大東市介護保険特別会計予算について」、日程第29、議案第15号「令和3年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について」、日程第30、議案第16号「令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について」、日程第31、議案第17号「令和3年度大東市水道事業会計予算について」、及び日程第32、議案第18号「令和3年度大東市下水道事業会計予算について」、以上9件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  最初に、議案第10号について、東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  (登壇)議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算について提案理由及び提案内容を御説明申し上げます。  令和3年度大東市一般会計予算書の1ページをお開きください。  初めに、第1条歳入歳出予算につきまして御説明申し上げます。  令和3年度当初予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ497億6,288万9,000円としております。その他、第2条から第6条まで債務負担行為、地方債、一時借入金、歳出予算の流用及び預金債権と地方債債務の相殺について定めております。  それでは、歳入予算から主な内容につきまして御説明申し上げます。  2ページを御覧ください。  款1市税は160億8,336万6,000円を計上しております。前年度当初から8億8,514万6,000円の減少でございます。市税のうち、個人市民税は9.8%の減少、法人市民税は18.6%の減少、固定資産税は1.9%の減少でございます。
     款5地方交付税は53億8,271万3,000円を計上しており、前年度当初から1億6,571万3,000円の増加でございます。  内訳は、普通交付税が50億6,571万3,000円、特別交付税が3億1,700万円でございます。  款9国庫支出金は93億3,617万5,000円を計上しており、前年度当初から6億4,048万6,000円の増加でございます。  款10府支出金は37億3,404万9,000円を計上しており、前年度当初から3,349万6,000円の増加でございます。  次に、3ページを御覧ください。  款12寄付金は20億100万1,000円を計上しており、前年度当初から5億8,035万3,000円の増加でございます。これは、主にふるさと納税寄附金の令和3年の収入見込額を増額したことによるものでございます。  款13繰入金は22億4,202万9,000円を計上しており、前年度当初から11億2,234万5,000円の増加でございます。これは主に、ふるさと振興基金の繰入金を増額したことによるものでございます。  款15市債は55億6,030万円を計上しており、前年度当初より19億838万4,000円を増加しております。  以上が歳入の主なものでございます。  次に、歳出の予算の主なものにつきまして御説明申し上げます。  4ページを御覧ください。  款2総務費は57億2,080万2,000円を計上しており、前年度当初から11億5,961万9,000円の増加でございます。これは主にふるさと振興基金積立金や、ふるさと納税事務費の増加に伴うものでございます。  款3民生費は216億9,042万6,000円を計上しており、前年度当初から3億4,515万3,000円の増加でございます。これは主に、障害者自立支援給付事業や、介護特会繰出金、後期高齢者医療給付費負担金の増加によるものでございます。  款7土木費は81億9,533万4,000円を計上しており、前年度当初より13億9,521万9,000円の増加でございます。これは主に野崎駅・四条畷駅周辺整備事業や下水道事業会計負担金補助及び出資金、都市公園再整備事業の増加によるものでございます。  款8消防費は13億9,640万4,000円を計上しており、前年度当初から1億9,365万2,000円の減少でございます。これは主に、令和2年度に工事を行いました防災無線対策経費の減少によるものでございます。  款9教育費は44億7,934万3,000円を計上しており、前年度当初から5億6,037万1,000円の増加でございます。教育費につきましては、主に小・中学校の維持管理、保険経費の増加によるもので、小・中学校の長寿命化に係る設計委託や、中学校の屋内運動場空調機設置に係る工事請負費などを計上しております。  款10公債費は38億9,102万5,000円を計上しており、前年度当初予算と比較しまして3,067万2,000円の増加でございます。これは臨時財政対策債に係る償還が増加したことなどによるものでございます。  以上が歳出の主な内容でございます。  歳入歳出の詳細につきましては、19ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  次に6ページを御覧ください。  第2表債務負担行為でございます。債務負担行為の件数は8件であり、主に業務委託や工事、システムの保守などの契約につきまして複数年の契約を行うために計上するものでございます。  次に7ページを御覧ください。  第3表地方債でございます。保育所整備事業から文化財保存活用整備事業までの10件につきましては、各事業の財源として発行する建設地方債でございます。一番下の臨時財政対策債は、地方交付税の代替財源として発行するものでございます。これらの起債の限度額は、合計55億6,030万円であり、起債の方法などは表に記載のとおりでございます。  次に、一時借入金でございます。1ページにお戻りください。  第4条でございます。これは歳計現金が不足した場合、最高45億円の範囲内で一時借入れをすることができるものとしております。  次に、歳出予算の流用でございます。第5条にありますように、歳出予算の各項に計上した会計年度任用職員に係る報酬並びに給与費に不足が生じた場合、同一款内でこれを流用することができるものとしております。  最後に、第6条預金債権と地方債債務の相殺でございます。これは金融機関が破綻した場合、市の預金の安全確保を図るために地方債債務との相殺を行うことができるものとしております。  以上が令和3年度大東市一般会計予算案の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  次に、議案第11号、議案第14号及び議案第15号について、奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  (登壇)初めに、議案第11号、令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。  令和3年度大東市特別会計予算書の1ページをお願いいたします。  令和3年度の予算総額は、歳入歳出それぞれ142億9,463万7,000円で、前年度当初予算と比べまして、金額で2億2,449万8,000円、率にして約1.5%の減額となっております。  それでは、歳入の主なものから御説明申し上げます。  次の2ページをお願いいたします。  款1国民健康保険税27億2,768万3,000円は、国民健康保険加入者の医療給付費分、介護納付金分及び後期高齢者支援金分に係る保険税の合計額でございます。  款6府支出金99億3,044万2,000円は、大阪府より本市に交付されます保険給付費等交付金等でございます。  款9繰入金15億257万1,000円は、一般会計からの繰入金でございます。  次に、歳出の主なものについてでございます。  3ページをお願いいたします。  款2保険給付費98億970万3,000円は、保険診療に係る給付費及び個人給付金でございます。  款6保健事業費1億747万1,000円は、人間ドック、脳ドック、特定保健指導、特定健康診査等に要する経費でございます。  款14国民健康保険事業費納付金38億8,543万9,000円は、大阪府への納付金でございます。  次に、債務負担行為について御説明いたします。  次の4ページをお願いいたします。  特定保健指導等事業費、限度額1,630万2,000円は特定保健指導を行うに当たり、複数年の委託契約を行う必要があることから債務負担行為として限度額を設定するものでございます。なお、歳入歳出予算の詳細につきましては6ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  以上が議案第11号、令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算の概要でございます。  次に、議案第14号、令和3年度大東市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の69ページをお願いいたします。  令和3年度の予算総額は歳入歳出それぞれ100億8,912万円で、前年度当初予算と比べまして金額で5億2,450万2,000円、率にして約5.5%の増額となっております。  それでは、歳入の主なものから御説明申し上げます。  次の70ページをお願いいたします。  款1介護保険料21億6,223万4,000円は、65歳以上の第1号被保険者の保険料でございます。  款3支払基金交付金25億7,705万4,000円は、40歳以上65歳未満の第2号被保険者の介護保険料を財源とした介護給付費及び地域支援事業費に係る交付金でございます。  款4国庫支出金22億9,239万2,000円は、介護給付費に係る定率負担金、調整交付金、保険者機能強化推進交付金、地域支援事業費に係る交付金及び介護保険保険者努力支援交付金でございます。  款5府支出金13億4,623万3,000円は、介護給付費に係る定率負担金と地域支援事業費に係る交付金でございます。  款6繰入金16億9,624万9,000円は、介護給付費と地域支援事業費等に係る市の定率負担金及び低所得者保険料軽減に係る一般会計からの繰入金でございます。  次に歳出の主なものについてでございます。  71ページをお願いいたします。  款2保険給付費92億5,996万1,000円は、要介護者等が介護サービスを受けた費用を国民健康保険団体連合会等に支払う経費、介護保険給付費事業に係る費用でございます。  款9地域支援事業費4億8,574万3,000円は、市が行う介護予防事業費の経費でございます。  次に、債務負担行為について御説明申し上げます。  次の72ページをお願いいたします。  認定調査費、限度額5,024万8,000円は、認定調査業務を行うに当たり、複数年の委託契約を行う必要があることから、債務負担行為として限度額を設定するものでございます。  なお、歳入歳出予算の詳細につきましては、74ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  以上が議案第14号、平成3年度大東市介護保険特別会計予算の概要でございます。  最後に、議案第15号、令和3年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の105ページをお願いいたします。  令和3年度の予算総額は歳入歳出それぞれ18億6,278万3,000円で、前年度当初予算と比べまして金額で6,633万8,000円、率にして約3.7%の増額となっております。  それでは、歳入の主なものから御説明申し上げます。  次の106ページをお願いいたします。  款1後期高齢者医療保険料13億4,556万3,000は、被保険者の保険料でございます。  款4繰入金5億943万4,000円は、低所得者に対する軽減及び被用者保険の被扶養者に対する軽減に係る市負担額としての保険基盤安定繰入金等でございます。  次に、歳出についてでございます。  107ページをお願いいたします。  款2後期高齢者医療広域連合納付金17億1,822万5,000円は、本市が徴収し、広域連合に納付する納付金でございます。なお、歳入歳出予算の詳細につきましては108ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  以上が議案第15号、令和3年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算の概要でございます。  以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  次に、議案第12号について、木村市民生活部長。 ◎木村吉男 市民生活部長  (登壇)議案第12号、令和3年度大東市交通災害共済事業特別会計予算につきまして提案理由の説明を申し上げます。  大東市特別会計予算書の41ページを御覧ください。  本会計の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ2,099万7,000円で、これは前年度と比較しまして50万8,000円の減額となっております。  それでは、まず歳入について御説明いたします。  42ページをお願いいたします。  主なものは、款1共済会費収入1,843万円で、内訳は共済会費の現年度加入受付分820人分の40万4,000円と、翌年度加入受付文分3万6,130人分の1,802万6,000円の合計でございます。  款6繰入金256万6,000円は、交通災害共済金の繰入金及び生活保護受給者会費の市負担分に係る一般会計からの繰入金でございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  43ページを御覧ください。  款1共済事業費2,043万4,000円は、審査委員会委員報酬及び事務諸経費並びに交通共済見舞金でございます。  款2予備費は56万3,000円としております。  歳入歳出の詳細につきましては、44ページ以降の歳入歳出予算事項明細書に記載のとおりでございます。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  次に、議案第13号について、中村危機管理監。 ◎中村康成 危機管理監  (登壇)議案第13号、令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について御説明申し上げます。  令和3年度大東市特別会計予算の55ページをお開きください。  予算総額は、歳入歳出それぞれ3,340万3,000円でございます。  それでは、歳入から御説明申し上げます。  予算書の56ページを御覧ください。  款1共済会費収入1,500万円は、会費の現年度分及び翌年度の事前受付分でございます。  款5繰入金1,840万2,000円は、見舞金の不足を想定し、火災共済基金から繰入れ運用するものでございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。
     次の57ページを御覧ください。  款1共済事業費2,340万3,000円は、火災共済事務所経費及び罹災世帯への見舞金支給等でございます。  款2予備費1,000万円は、火災共済見舞金が不足した場合に充当するものでございます。なお、詳細につきましては、58ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書のとおりでございます。  以上が令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  次に、議案第16号について、今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)議案第16号、令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  当該予算は、2駅周辺整備事業に係る用地等の取得に必要な予算を計上するもので、令和3年度予算の総額は歳入歳出それぞれ8億7,872万4,000円とするものでございます。  それでは、令和3年度大東市特別会計予算書により御説明申し上げます。  まず歳出から御説明いたします。  136ページを御覧ください。  款1公共用地取得事業費、項1公共用地取得事業費、目1公共用地取得事業費6億9,500万円は、四条畷駅西側において事業に必要な用地の買収費用及び物件補償費でございます。  138ページをお開きください。  款2公債費、項1公債費、目1元金1億7,649万円と、目2利子34万7,000円は、四条畷駅周辺整備事業において令和元年度に用地を取得した際に発行した地方債の元利償還金でございます。  次に、歳入でございます。  134ページを御覧ください。  款2市債、項1市債、目1土木債6億9,500万円は、四条畷駅周辺整備事業用地取得債でございます。  款5財産収入、項1財産売払収入、目1不動産売払収入1億8,372万3,000円は、四条畷駅周辺整備事業において、過年度に取得した用地を一般会計に買い戻すための費用でございます。  以上が令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  最後に、議案第17号及び議案第18号について、延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)初めに、議案第17号、令和3年度大東市水道事業会計予算について概要を御説明申し上げます。  水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。  第2条業務の予定量は、年度末における予定給水戸数を5万7,900戸とし、年間予定配水量につきましては、前年度予算と比較し1.5%増の1,315万8,000立方メートルを予定しております。  主な建設改良事業は、管路更新事業に取り組んでまいります。その費用として6億7,923万9,000円を計上いたしております。  次に、第3条収益的収入及び支出でございます。水道事業収益では、前年度予算に比べ2,349万円の増、25億326万8,000円を計上しております。  また、水道事業費用では3,132万2,000円増の24億862万2,000円を計上しております。  その結果、収益的収支では消費税込みで9,464万6,000円の利益を計上することとなりました。  次に、2ページをお開きください。  第4条資本的収入及び支出でございます。資本的収入では、前年度予算に比べ1,973万1,000円増の6,273万5,000円を予定しております。  また、資本的支出では2億9,268万7,000円増の12億3,713万6,000円を計上いたしております。  資本的収入額が支出額に対して不足する額11億7,440万1,000円は、第4条本文括弧書きのとおり補填することといたしております。  以下、5条では債務負担行為について、第6条では各項の間の流用について、第7条では流用禁止項目について、第8章ではたな卸資産の購入限度額について定めております。  なお、4ページ以降には予算に関する説明書を掲載しております。  以上が水道事業の令和3年度当初予算の概要でございます。  続きまして、議案第18号、令和3年度大東市下水道事業会計予算について御説明申し上げます。  下水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。  第2条業務の予定量において、年度末における公共下水道実処理面積は1,202ヘクタール、年間有収水量は1,241万2,000立方メートルを見込んでおります。  主な建設改良事業は、管渠築造事業、流域下水道建設事業、浄化槽整備事業で8億6,032万2,000円を計上いたしております。  次に、第3条収益的収入及び支出でございます。下水道事業収益では、前年度予算に比べ1,781万円減の37億1,089万9,000円を予定しております。  また、下水道事業費用では2,953万3,000円減の36億4,163万6,000円を計上しております。  その結果、収益的収支では消費税込みで6,926万3,000円の利益を計上することとなりました。  次に、3ページをお開きください。  第4条資本的収入及び支出でございます。資本的収入では、前年度予算に比べ、6億484万8,000円増の17億9,212万5,000円を予定しております。  資本的支出では、6億7,866万6,000円増の34億3,209万7,000円を計上いたしております。  資本的収入が支出額に対して不足する額16億3,997万2,000円は、第4条本文括弧書きのとおり補填することといたしております。  以下、第5条では債務負担行為について、第6条では企業債の借入条件について、第7条では一時借入金について、第8条では各項の間の流用について、第9条では流用禁止項目について、第10条では他会計からの出資金について定めております。なお、4ページ以降には予算に関する説明書を掲載しております。  以上が下水道事業の令和3年度当初予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第10号は、所管の各常任委員会に、議案第11号、議案第12号、議案第14号及び議案第15号は、未来づくり委員会に、議案第13号、議案第16号、議案第17号及び議案第18号は、街づくり委員会に付託いたします。  最後に、日程第33、議会議案第1号「大東市議会会議規則の一部を改正する規則について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。14番・石垣直紀議員。 ◆14番(石垣直紀議員) (登壇)ただいま上程されました議会議案第1号「大東市議会会議規則の一部を改正する規則について」提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、令和2年7月特別議会にて可決されました大東市議会委員会条例の一部改正に伴うオンラインを活用した委員会の運営及び本会議の一般質問における一問一答方式のより積極的な活用について所要の改正を行うものです。  この規則は、公布の日から施行するとしております。  以上、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第1号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。  よって議会議案第1号は、原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全て議了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、明23日から2月27日までの5日間、本会議を休会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって明23日から2月27日まで5日間、本会議を休会することに決定いたしました。  なお、2月28日、日曜日の午前10時から本会議を再開し、施政方針に対する代表質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでございました。      午後0時29分散会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  大 束 真 司             〃   議 員  中 村 晴 樹             〃   議 員  小 南 市 雄...